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【リーバイス、リー、ラングラー】徹底比較!あなたにぴったりのジーンズはどれ?

執筆者の写真: History TagHistory Tag

更新日:2023年12月28日

 ジーンズといえば、アメリカ生まれの3大ブランド【リーバイス】【リー】【ラングラー】が有名ですが、それぞれどのような特徴や魅力があるのでしょうか? この記事では、各ブランドの歴史やデザイン、そしてどのような人に向いているかを紹介していきます!

【リーバイス】

 リーバイスは、ジーンズの元祖とも言えるブランドです。1873年にリーバイ・ストラウスとヤコブ・デイビスが共同で開発した、鉱山で働く人のための丈夫なワークパンツがジーンズの始まりとされています。その後、1890年にロットナンバー501が誕生し、現在でも不動の人気を誇るモデルとなりました。

 リーバイスの特徴は、右綾のデニム生地と、バックポケットに施されたアーキュエットステッチです。右綾のデニムは、色落ちが美しく、ヒゲやアタリと呼ばれるジーンズの風合いを楽しめます。アーキュエットステッチ(バックポケットのカモメのような縫い目)は、リーバイスの商標となっており、他のブランドでは真似できないデザインです。

 リーバイスは、ジーンズの歴史や伝統を重んじる人に向いています。また、シンプルで飽きのこないデザインや、幅広いサイズやシルエットの展開も魅力です。リーバイスのジーンズは、どんなスタイルにも合わせやすく、長く愛用できるアイテムです。

【リー】

 リーは、1889年にヘンリー・デヴィッド・リーが設立したブランドです。当初は、既製品のワークウェアを販売していましたが、1911年に自社工場での生産を開始し、ジーンズメーカーとしての地位を確立しました。1920年代には、13オンスのデニムを使用したパンツ「リーカウボーイ」が大ヒットし、後に「リーライダース」となり、定番モデルの101として知られるようになりました。

 リーの特徴は、左綾のデニム生地と、バックポケットに施されたレイジーSステッチです。左綾のデニムは、柔らかく馴染みやすく、色落ちが優しく、流れるような風合いが楽しめます。レイジーSステッチは、逆さにしたベルのような形で、リーのアイコンとなっています。

 リーは、ヴィンテージ感や趣のある色落ちを求める人に向いています。また、ウエスタンやワークなどのアメリカンテイストのスタイルにも合わせやすいです。リーのジーンズは、個性的でありながらも上品な印象を与えるアイテムです。

【ラングラー】

 ラングラーは、1947年にブルーベル社が設立したブランドです。ブルーベル社は、1904年にC.C.ハドソンが創業した会社で、数々のワークウェアメーカーを統合していきました。ラングラーの名前は、1947年にケーシー・ジョーンズ社を買収した際に取得したもので、カウボーイや牧童を意味します。同年、プロトモデルとして知られる11MWが誕生し、翌年にはジッパーフライを加えた11MWZが完成し、現在のラングラーの基本形となりました。

 ラングラーの特徴は、ブロークンデニムと呼ばれる生地と、バックポケットに施されたWステッチです。ブロークンデニムは、綾目を途切れさせることで、よじれを防止し、丈夫さを高めたデニムです。Wステッチは、ラングラーのロゴにもなっているWの字の形で、カウボーイのブーツのかかとをイメージしています。

 ラングラーは、タフさや機能性を重視する人に向いています。また、カジュアルやストリートなどのスタイルにも合わせやすいです。ラングラーのジーンズは、シンプルでありながらも存在感のあるアイテムです。

 ジーンズの3大ブランド【リーバイス】【リー】【ラングラー】は、それぞれ歴史やデザインに特徴があります。リーバイスは右綾のデニムとアーキュエットステッチ、リーは左綾のデニムとレイジーSステッチ、ラングラーはブロークンデニムとWステッチが代表的です。ジーンズの好みやスタイルに合わせて、自分にぴったりのブランドを選んでファッションを楽しみましょう!!

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